【歯科医院を取り巻く環境】 - 市場は低迷するも、歯科医院の新設は続く
「コンビニエンスストアより多い歯科医院」。同じ医師でも病院の医師不足は著しく、歯科医院(歯科医療所)の医師は過剰と、全く真逆の状態になっているのが現状です。
歯科診療医療費は、平成13年(2001年)の2兆6041億円をピークに漸減傾向になっており、平成19年(2007年)では2兆5000億円割れと平成13年のピーク時よりも4%の減少となりました。これは、少子化による人口減少や予防教育により、虫歯になりやすい子どもの人数減少がその主因だと考えられます。
一方、この間の国民医療費は10.5%も増えており、歯科診療医療費と比べると好対照であります。よって、国民医療費に占める歯科診療医療費の割合は、昭和60年度の10.5%(昭和37年度:12.4%)から年々下がり、平成19年では7.3%を占めるに過ぎないのです。
しかしながら、市場の縮小にも関わらず、歯科医院は増え続けているのが現状です。
歯科医院数は「歯科医師過剰」と言われだした平成の時代に入っても増え続け、平成19年には67,798にも達しました。その結果、一歯科医療所数当たりの歯科診療医療費は、平成8年(1996年)の約4,284万円から平成19年には3,687万円と約14%も減少しています。

